てぃーだブログ › セルフラーニングの日々 › 恐れがもたらすもの

恐れがもたらすもの

2011年04月25日

昨日の夜中に九州でも結構強い地震があって、ドキッとしました。
東北関東の大震災から一か月を過ぎ、新聞やテレビを見る限り少しずつ落ち着きを取り戻しているようです。
直接の知り合いに被災した方がいないので、新聞などで情報を得ているのですが、数日前の新聞に放射能の影響を心配して子どもを連れて九州に逃れたお母さんの話が載っていました。

よくわからないのですが、放射能に関してマスコミに報道されていない真実があるという情報がメーリングリストに届いたり、知り合いから回ってきたりしています。過剰に反応する人もいるのかもしれないなと思います。
私も30代だったら、そういうものに振り回されていたかもしれない。
あまり、動じないのは、人の体のことをだいぶ学んだからです。
放射能の影響はがんという形で現れます。日本人の三分の一ががんで亡くなるらしいので、がんはとても身近な病気ですが、その原因は特定できないのです。

私は3年前に子宮頸がんの手術を受けていますが、その時、大学病院の婦人科の教授と話した時の衝撃を今でもよく覚えています。
「先生、手術をしてとってしまったら、もう、がんにはならないのでしょう」
「いやいや、そうだったら、がんの死亡率はもっと少なくなるよ。とってしまっても再発する可能性はある」

つまりは、再発するかしないかは、自分のからだとどう折り合いをつけていくかの問題なのです。そして、からだの状態は、心の持ち方と密接につながっているのです。
「笑うとがんにならない」という人がいるけど、自分ががんになって手術をして、心から笑える人はそういないと思います。それは無理というもの。

大切なことは「命への感謝を忘れない」ということなのだと思います。

再発に限らず、放射能の影響が多少なりともあるとして、それががんになるかどうかは、その人の生き方と大きくかかわっていると思うのです。

非科学的に思えるのですが、実は人の体の免疫力というのは侮れないものを持っていて、その人の心が安定して、まわりと折り合いをつけながら、自分の命やからだに常に意識を向けていると免疫力が力を発揮するのです。最近はそれも、医学的に説明をされているようです。

逆説的な言い方ですが、放射能を気にすればするほど、放射能が体に与える影響が大きくなります…
自分のからだの持つ生き物としての力を信じる方がいいのじゃないかと思うのですが…

それと子どもや自分自身が
がんにならないということがもっとも大事なことなのかどうか、考えてみるのも大事かもしれません…



Posted by テレーズ at 09:29│Comments(0)
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。