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春らんまん

2011年04月20日

桜が散り葉桜になったと思ったら、街路樹に珍しい花が…
一年をずっと久留米で過ごすのは25年ぶりなので、花の名前などすっかり忘れています。

母を車に乗せて走りながら、聞いてみると「ハナミズキ」との答えが返ってきました。

沖縄のうちのちかくにそういう名前の喫茶店があって、ひところよく行っていたのですが、ハナミズキとはどんな花なのか知りませんでした。

白と薄いピンクの二種類があると母は言うのですが、うちから街中に行く209号線沿いには街路樹にたくさん使われているようで、教えてもらってから急に目につくようになりました。

先週が桜の最後という感じでしたので、母を連れて「浅井の一本桜」見てきました。http://www.yado.co.jp/hana/fukuoka/asai/asai.htm
久留米市のはずれにあります。

樹齢110年の桜は幹も大きいのですが、じっと見ていると、長い歳月の間いろんなことがあったのだろうと思える幹の形をしていました。

木の下には小さなお地蔵さんがあって、昔の人たちは大きな木には何かの力が宿ると考えていたのでしょうか…桜の美しさもさることながら、津波のことなどもあって自然の力のすごさに圧倒されました。

数日前糸満のNさんからお電話をもらい、「部屋を片付けていたら通信が出てきて懐かしくなって」というお電話でしたが、部屋を整理したのは震災で親を亡くした子供たちを里子として受け入れるための準備をしていたのだそうです。

Nさんのところは前は児童養護施設の分園をやっていましたが、一旦それをしめ、里親として子どもを預かって、集団生活をさせています。6人の女の子がいるそうで、新たに、震災孤児を受け入れる準備をしているとのことでした。

東北で育った子どもたち、いろいろ大変な経験をしたでしょうが、沖縄でしばらく暮らすのはホッとするだろうな~とうれしい気持ちになりました。
Nさん張り切っていましたが、実際子どもの受け入れをしたら、落ち着くまで仕事が大変だろうなと思いつつ、こういう時、「自分ができること」を素早く始めるNさんらしいなと思います。

前にセルフラーニングの定例会を何度も開かせていただいたのですが、沖縄に帰ったら必ず会いに行こうと思っています。

カフェnaminamiもメンバーが変わってしまったし、naminamiから、自分のカフェを開いたこゆきさんも新しい仕事に就くらしく、今年の春はいろんな変化の春…
他にもいくつか、転勤や転職の話を聞きました。

でも、みんな進化している感じがして楽しみです。
我が家の息子の就職も決まりそうで、私もそろそろ「親」卒業の気配です。

…といっても、とっくに親離れしている子どもたちなのですが…
連休には夫も沖縄からやってきてみんな揃って過ごせそうです。




Posted by テレーズ at 08:50│Comments(0)
 
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